ここでは、なぜ「n角形の外角の和は360°」になるのか?を確認していきたいと思います。
この公式のポイント
・n角形は、nがいくつのときも外角の和は360°になります。
・この公式を理解するためには、n角形の内角の和は180°×(n-2)という公式を使います。
ぴよ校長
n角形の内角の和の公式は覚えているかな!?
この公式を理解するために、n角形の内角の和の公式を使います。もし忘れてしまった時は、先に下のリンクから確認してみて下さいね。
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「n角形の内角の和は、" 180°×(n-2)”」になる説明
ここではなぜ、n角形の内角の和は「180°×(n-2)」で求めることができるのか?を確認していきたいと思います。 この公式のポイント ・n角 ...
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ぴよ校長
さっそく、n角形の外角の和の公式を確認していこう!
「n角形の外角の和は360°」になる説明
下の図のような多角形を考えた時、それぞれの頂点から辺の延長線を引くと、外角を作ることが出来ます。そして、それぞれの頂点で外角と内角の和は180°(直線)になっていることが分かります。n角形では頂点がn個あるので、n角形の全ての外角と内角の和は「180°×n」になっています。
n角形の外角の和を求めるために、ここからn角形の内角の和である180°×(n-2)を引いてみましょう。
n角形の外角の和=180°×n-180°×(n-2)=360°
ぴよ校長
これでn角形の外角の和を求めることができたね!
まとめ
・n角形のそれぞれの頂点の外角と内角の和は180°(直線)になっています。
・全ての頂点の外角と内角の和「180°×n」から、n角形の内角の和である180°×(n-2)を引くと、外角の和として360°を求めることが出来ます。
ぴよ校長
n角形の外角の和の公式を覚えることが出来たかな!
「中学2年生の公式の解説」一覧
- 連立方程式の解き方の説明ー代入法を使った解き方ー
- 連立方程式の解き方の説明ー加減法を使った解き方ー
- 直線が交わるときにできる対頂角の性質
- 平行線の同位角と錯角の性質
- 「三角形の1つの外角は、それと隣り合わない2つの内角の和に等しい」ことの説明
- 「n角形の内角の和は、" 180°×(n-2)”」になる説明
- 「n角形の外角の和は 360° 」になる説明
- 三角形の合同条件の説明
- ”二等辺三角形の2つの角は等しくなる”ことの説明
- ”二等辺三角形の頂角の二等分線は、底辺を垂直に二等分する”ことの説明
- ”2つの角が等しい三角形は、二等辺三角形になる”ことの説明
- 直角三角形の合同条件の説明
- ”平行四辺形の対辺の長さは等しくなる”ことの説明
- ”平行四辺形の対角の角度は等しくなる”ことの説明
- ”平行四辺形の対角線は中点で交わる”ことの説明