ここでは、なぜ三角形の面積は「底辺×高さ÷2」なのか?を、考えていきます。
この公式のポイント
・どんな形の三角形も、面積は「底辺×高さ÷2」で求めることができます。
・三角形の面積の公式を理解するために、平行四辺形の面積の公式を使います。
三角形の面積は、なぜこの公式で求められるのか?を考えながら、理解していきたいと思います。
疑問に思ったときやお子さんから質問されたときに、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「三角形の面積の公式」を理解する上では、平行四辺形の面積は「底辺×高さ」という公式が重要になります。
もし平行四辺形の面積の公式を忘れてしまったときは、三角形の面積の公式を勉強する前に、先にこちらのリンクから内容を確認してみて下さいね。
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「平行四辺形の面積は " 底辺×高さ " 」になる説明
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三角形の面積が「底辺×高さ÷2」になる説明
三角形の面積の公式を、下のような三角形を使って確認してみます。
この三角形を、2つの直角三角形に分けます。そして、それぞれの直角三角形をひっくり返してくっ付けると、長方形ができます。
長方形の面積は「たて×よこ」で求めることができるので、この長方形を作った元の三角形の面積は半分の「底辺×高さ÷2」で求めることができます。
これとは別の方法でも、三角形の面積の公式の確認することができます。先ほどの三角形を下の図のようにひっくり返して、くっ付けます。すると平行四辺形の形になります。
平行四辺形の面積は「底辺×高さ」で求めることができるので、三角形の面積はその半分の「底辺×高さ÷2」で求めることができます。
次は下の図のような形の三角形でも確認してみましょう。
この三角形も、下の図のように三角形をひっくり返してくっ付けると、平行四辺形を作ることができます。
三角形の面積は、平行四辺形の面積の半分なので、「底辺×高さ÷2」で求めることができます。
まとめ
・どんな形の三角形も、面積は「底辺×高さ÷2」で求めることができます。