ここでは、なぜ分数の掛け算は「分母同士、分子同士を掛ける」のか?を、考えていきます。
この公式のポイント
・分数の掛け算は、分母同士、分子同士を掛けます。
分数の掛け算は、なぜこの公式で求められるのか?を考えながら、理解していきたいと思います。
疑問に思ったときに、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ぴよ校長
それでは分数の掛け算の公式を確認していこう!
分数の掛け算は「分母同士、分子同士を掛ける」説明
分数の掛け算を、下の式を使って確認してみようと思います。
$$\Large\frac{3}{5}\times\frac{2}{7} $$
ぴよ校長
分数を掛けるとき、分子は整数の掛け算、分母は整数の割り算と考えてみると、わかりやすいよ!
$$\Large\frac{3}{5}\times\frac{2}{7}=\frac{3}{5}\times{2}\div{7} $$
ぴよ校長
掛け算の部分は下のように計算できるよ!
$$\Large\frac{3}{5}\times{2}=\frac{3×2}{5}$$
ぴよ校長
割り算の部分は、下のように計算できるね!
$$\Large\frac{3}{5}\div{7}=\frac{3}{5×7}$$
これを続けて式に書くと、下のようになります。
$$\Large\frac{3}{5}\times\frac{2}{7}$$
$$\Large=\frac{3}{5}\times{2}\div{7}$$
$$\Large=\frac{3×2}{5}\div{7}$$
$$\Large=\frac{3×2}{5×7}$$
ぴよ校長
分数の掛け算を、分母同士、分子同士の掛け算に変えることができたね!
$$\Large\frac{3}{5}\times\frac{2}{7}=\frac{3×2}{5×7} $$
まとめ
・分数を掛けるときは、分子は整数の掛け算、分母は整数の割り算に変えることができます。
・分数の掛け算は、分子同士、分母同士の掛け算で求めることができます。
ぴよ校長
これで、分数の掛け算の公式も大丈夫だね!